四年間家庭教師をしていた生徒のところで最後の指導。
 相変わらず、集中力がない。でも四年間で成績は上がったので案外できる子なのかもしれない。ていうか、俺ですら合格していない英検準二級に勝手に合格してんじゃねえ。空気嫁
 餞別にバイアグラ文鎮をもらう。

午後

 大学にてお世話になった先生方に感謝の贈り物をする。

 ザクレロっぽい外見の法学のK助教授にはジオン十字勲章を贈呈する。K助教授からはお返しに新品の脚立を拝領する。嫌がらせか?

 指導教官のY教授にはナウシカの肩に乗ってるキツネリスのぬいぐるみをプレゼントする。当初、このキツネリスの名前が判らなかったが、先生より「テト」という名前だとご教示頂く。ベトナム旧正月ですね。

午前

 某所にて入社オリエンテーション
 具体的な給与や諸手当、福利厚生についての説明が為されない。労働条件を明示しないのに契約を結ぶのは資本主義をなめているのであろうか?
 入社式には白のワイシャツを着てこいなどという、くだらない注意をのたまう前に大事な部分の説明をして欲しい。

近況報告

しばらく更新が滞っておりました。就職活動自体は五月の連休明けに某社から内定をもらい、それ以上就職活動を続ける意欲を失ったのでそこに決めました。来年の春からはシステムエンジニアの端くれとしてこき使われることでしょう。
現状としては修士論文の執筆を進めなければならないのですが、テーマが絞れておらずもんもんとした日々を過ごしております。正直、何をするのにもやる気のない状態ですので全く進んでおりません。あーしんど
人生の目標のようなモノを喪失した状態が常態化しているのが全ての元凶のような気がします。趣味の分野においては去年の冬以来、全身全霊を投入する対象が見つかり、その面では充実しています。そこで得られた人との繋がりは非常に貴重だと思っていますし、それと出会うきっかけを提供してくれた某氏にはとても感謝しています。しかし自分がどのような存在になるべきで、どのようにしてそこまで高めていけるかを具体的に想像できない状況では、何を為すべきかも判らずに無為な日々を過ごすことに甘んじている日々から脱出することは困難な気がします。
思えば学部四年の時に長期目標を喪失し漂白の日々を過ごした挙げ句、とりあえず日々の糧にありつくという短期目標を設定して大学院に進学したのでした。短期目標が達せられたものの、依然として長期目標が存在しないことは自己の惰性的かつ堕落的な生活様式を改善することが不可能たらしめているのではないかと、自問自答する毎日です。
ようするにダメはダメなりに苦闘しているのです。

某所にて

 グループディスカッションなるものに参加する。数人の学生が一つのどうでもいい議題について話し合っている姿を、試験官こと人事の奴がかったるそうに眺めている。終了後には人事の奴が「話の内容はどうでもいいんだよね」とたるそうに言った。そしてある学生が私に向かって「面接官の方だと思っていました」と言った。しかもそう思ったのは一人だけではなく、そのグループ全員(私を除く)であった。確かに夏のインターンの時には社員の人と間違えられたし、実際にインターン担当の社員は自分と同い年で、しかも既婚者であった。この間会った某銀行のリクルーターは入社一年目の自分より年下だった。そんな現実を突きつけられるとヤサグレたくもなる。