問題の先延ばし

ふと思った。

数十年先に先延ばしできる問題って、本質的にどうでもいい問題なのではないだろうかと。

さんざん必死になって議論してきたのに、サプライズ一つで議論が霧散してしまうなんて、最初から議論する意味があったのかしらと思っていました。

虚勢とは

 虚勢とは、張るために存在しているものである。では何のために張るのか。

 それは強度の足りない内面を外側から補強する、一種の応急手当的なリフォーム形態のようなものだと思う。

 あるべき姿と現実の姿との間のギャップがあまりにも隔たりすぎていると、自我を維持することが非常に困難になってしまう。故にそのギャップを繋ぎ止め、強度の足りない自我を維持していくために虚勢を張るのではなかろうか。

 だが、そうした形の補強は応急措置の類であって、本質的な解決策ではない。本来であるならば応急措置で凌いでいる間に、抜本的な内部リフォームを行わなければならない。

 虚勢という処置が問題なのは、外的要因によって突き崩されない限り、その応急補強が破綻することがほとんど無いことである。張られた虚勢は温室にいる限り、規模が拡大することこそあれ、崩れることはないのである。鉄壁の外壁は内部が腐敗しようとも、容易に自壊することはない。それどころか内部の崩壊過程が外の目から遮断されてしまう。たとえて言うならば、冷戦期のソ連の対外的なイメージと内部経済の実態のようなものである。

 これは国家に限ったことではなく、個人レベルにも十分に当てはまる。むしろ人間精神の形態の一類型かも知れない。

 国家レベルであれば核を保有してみたり、瀬戸際してみたり、ミサイルぶっぱなしたりするのがそれである(挙げた例が某国に類似するのは気のせいである)。

 個人レベルであれば盗んだバイクで走り出したり、しょぼい知識で天下国家を語ってみたり、憂国の士を気取ってみたり、校舎の窓ガラスを割って歩いたりするのである(挙げた例が中学生レベルなのは気のせいである)。

 国家レベルの話は市井の凡俗にはあずかり知らぬことではあるが、個人レベルのこととなるとそうも言ってもいられない。国家ならば戦争が起きるまで虚勢は維持できるが、個人レベルの虚勢など出るところに出ればすぐに叩き壊されてしまう。引きこもっていれば傷つくことなく過ごせるが、そうもいかないのがこの世の常。強化外壁が壊れれば、必然的に肥大した自我も崩壊してしまうので大変危険。最悪、心の病気になってしまう(本当に辛いからアレは・・・)。

 ソフトランディングするには周囲がなんとかしなければならないのは必定ではあるが、なかなか難儀である。

簡単な英単語の問題

 某氏が"moral"と"morale"が違うことを最近になって気づいた、ということを述べていた(かく言う自分も知らなかった・・・)。

 前者の"moral"は道徳、倫理、規範といった意味であり、後者の"morale"は士気、元気、風紀といった意味の名詞である。

 アルファベットが一つ違うだけで、意味のほうもなにやら同じような感じなので区別が付かないのも致し方がない気もする(と自己弁護)。でも、両者は決して同一の概念ではなく、現実において片方が欠落することもままあるのである。

例えば
①"moral"があって、"morale"もある状態・・・士気旺盛にして規律十分、理想的な軍隊像である。問題なく強い。
②"moral"が無くて、"morale"も無い状態・・・士気崩壊で無秩序状態、敗走中の軍隊がこれに相当する。略奪とか平気でしそうな困った存在。
③"moral"があって、"morale"が無い状態・・・秩序はあるけどやる気が無い状態、まさに強制労働キャンプ。無理矢理感が出てて厭ね。
④"moral"が無くて、"morale"がある状態・・・戦意十分だけど統率が取れて無い状態、野党の群れと同じ。勢いにのっているときは強いが、一旦失敗すると一気に奈落の底へ落ちてしまうくらい危うい。

 強さを見れば①>④>③>②の順番になるが、凶悪さの順番から見れば④>②>③>①という風になる。

 勢いにのったまま一気に崩壊するというのは、交通事故と一緒で大変な被害をもたらす。例えるならばブレーキの付いていない新幹線とでも言えるか?

・・・などということを考えてしまった今日この頃。別に他意は無い。

入社式

入社した。とりあえず今日発生した出来事を列挙。

 朝、電車に子供がいっぱいいて混んでいた。平日朝から遊びに行く人間を見ると羨ましいかぎりである。昨日まではそんな生活だったが・・・

 駅から会社への道筋、アジ演説とビラ撒きの一団発見。労組キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!と思ったら、隣の会社の労組。がっかりだ。

 入社式、殺風景な会議室で社長が思い出話をする。曰「俺は九州からでてきた田舎ものだったから苦労したんだよ」。持ち時間を倍消費していた。

 午後からは諸々の説明会。確定拠出型年金についての資料をぽんと渡され、好きな投資信託を選べと言われる。とりあえずハイリスクハイリターンのやつを一点買いで。

 労働組合が加入を迫ってきた。組織率が九割近いらしい・・・昨今の情勢を鑑みるに珍しいですね(日本全体の組織率は20%を割っているらしい)。でも連合にも全労連にも全労協にも加盟していないらしい。しかもメーデーにも参加しないとのこと。ふざけている。万国労働者の祭典であるメーデーに参加せずして何が労組か!ここの労組は御用組合か?・・・などと思ったが福利厚生をフル活用するつもりなので、とりあえず加入戦術をとっておく。この時期になっても春闘を継続していて、組合員が胸に春闘ワッペンをつけて闊歩していることからもそれなりにやる気のある組合なのではなかろうかとも感じる。新入社員の基本給の賃上げも春闘の要求の中に入っているそうなので、是非とも頑張って欲しい所である。でも組合のマスコットキャラは萌要素皆無な上に微妙な造形なので何とかして欲しい。

 帰宅途中、電車が大幅に遅延し駅で立ち往生。風が吹けば電車が止まる・・・それが○○線クオリティー

学生最後の日

 某K子研究室にて卒業制作のお手伝いをする。パチンコの液晶を改造して昔のCMを流すオブジェが研究室の前に飾られ、変な空間を醸し出す。道行く人が眺めていくので作った甲斐はあったと思う(もっとも自分はほとんど製作にタッチしていないが)。
 その後、同じ専攻の連中と学生最後の飲みと称してお好み焼き屋で飲む。終電を逃す。仕方がないので引っ越したばかりのN氏のマンションに泊まる。ついでに片づいていなかった新居の片づけを手伝う。

撤収

 たまりにたまった研究室の私物を搬出すべく、自宅から車で大学に行く。そして首都高で一時間拘束される。700円払って不快な思いをさせられるのはどういうことだ?
 大学正門での入構チェックが厳しいので、業者のふりをして大学に車で侵入する。研究室の私物(段ボール四箱)を車に積み込み、ついでに同級生T田の依頼により、彼の私物も運ぶことになる。
 都内某所のT田邸に荷物を運んでお宅拝見をしたあと、車で浅草の浅草寺に遊びに行く。おみくじを引いて大吉がでたので幸先が良いと喜んでみる。