Winny関連サイト管理者を著作権法違反の幇助容疑で家宅捜索

関連HP運営者宅を捜索 ウィニー、ページは閉鎖

 ファイル共有ソフトWinnyウィニー)」の使い方などをホームページ(HP)で紹介し、ソフトの違法コピーを手助けしたとして、京都府警が著作権法違反のほう助容疑でHPを開設、運営する男性の自宅を家宅捜索していたことが11日分かった。
 家宅捜索は、ウィニーを開発したとして同容疑で東大大学院助手金子勇容疑者(33)を逮捕したのと同じ10日に行われ、府警によると、男性は捜索を受けた後、HPを自主的に閉鎖した。
 ウィニー関連の有力HPで、開発者逮捕と並行してHP運営者の捜査に着手することで、府警はウィニーが絡む違法コピー一掃を目指す強い姿勢を示したとみられる。
 HPは「Winny Tips(ティップス)」と呼ばれ、男性が個人的に運営。ウィニーの使い方や設定方法などを初心者にも分かるように詳しく解説、ウィニー最新版のダウンロードもできるため圧倒的な人気を誇り、開設以来のアクセス数は約5700万回に及んでいたという。(共同通信

 なお「Winny Tips」だけでなく「Winnyハイパー初心者講座」にも家宅捜査が入った模様。幇助の対象を解説系サイトにまで広げるのならば、Winnyマニュアル本を出版したソフトバンクやその他の出版社やWinnyの特番を組んだNHKにも京都府警は家宅捜索に入るべきだろう。マスコミには手を出せないので個人を標的にとしたのは狡猾極まりない。ソフトについて解説しただけで幇助容疑とは公安並のやり口であり、まるでWinnyは過激派並の待遇である。この国は一体どうなってしまったのだろうか?それと警察がここまで躍起になるのは身内の恥をさらしたことだけが原因であろうか?著作権団体に天下りポストでもできたのかなあ・・・
 また、逮捕されたWinny開発者の支援サイトも開設され、ネット上での支援運動が広まっていくと思われる。

関連サイト:
Winny Tips:閉鎖中
Winnyハイパー初心者講座
まとめサイト
http://77483.org/47/
http://dayomon.fc2web.com/winny/index.html