戦艦大和

浮べる城ぞたのみなる

 世界最大の戦艦で、太平洋戦争末期に米軍機の攻撃により東シナ海で沈没した戦艦「大和」と、乗組員たちの運命を描く映画「男たちの大和/YAMATO」(来秋東映系で公開予定)の企画発表が9日、東京都内で行われた。企画した角川春樹氏(角川春樹事務所特別顧問)は「初めて映画を作ろうと本気で思った。大和に代表される太平洋戦争で散った魂を(終戦後)60年後に伝えたい。魂は永遠ということを伝えたい」と述べた。

子供の頃から軍艦オタであり、小学生の時には模型屋でウォーターラインシリーズの説明書を日がな一日読みふけるという店にとって大変迷惑な行為をしたり、吉田満の「戦艦大和」や渡辺清の「戦艦武蔵の最期」を読んで読書感想文を提出して広島出身の筋金入りの平和教育論者であった担任を困惑させたり、映画「連合艦隊」を観て涙するダメ人間としては心ときめく話である。
しかしこの映画の一番のネックは角川春樹が関わっていることである。角川春樹が社長であった頃の角川映画といえばアレでナニな作品*1がほとんどであった。だから今回もそうなるのかなあ・・・と思ったらこの記事で角川春樹曰く「初めて映画を作ろうと本気で思った。」とのこと。
なるほど今までの映画は本気ではなかったということですね。確かにしらふで作った映画には思えなかったので、この発言には納得できました。これでひと安心ですね。

*1:REXとか・・・