WindowsXP SP2の怪

「ゲイツ様がみてる」略して「ゲイみて

 研究室の自分用のPCからネットワークプリンターを使用することができなくなってしまった。ドライバーをインストールしなおしても不具合は直らず、ファイヤーウォールを切っても印刷されないので困り果てる。研究室の他のPCからは問題なく印刷ができるのにもかかわらず、自分用のPCからのみ印刷ができない。原因をあれこれ考えるも心当たりがない。とりあえずスパイウェア探知をかけてみると、二十個*1ほどスパイウェアが引っかかったので削除する。それでも動かない。
 ところがよくよく調べてみると自分用のPCにSP2がインストールしてあるのを発見する。そういえばこの間、Windows Up Dateを自動にして適当にクリックしていたことを思い出し、背筋が青くなる。知らず知らずのうちにSP2をインストールしていたことに対し、周囲からはうつけものという称号を暗に授与されてしまった。SP2とはスパイウェアだったのですね・・・
 犯人が特定できたのでとりあえずSP2のアンインストールを行う。しかしそれでも印刷はできない。もはや残された手段はOSの再インストールしか残されていないのだが、発表を控えているのでそのような時間はなく、少しの間だけ他の人のPCから印刷をすることを余儀なくされる・・・
 それにしてもOSのセキュリティーホールを埋めるはずのパッチがウイルス並みに凶悪なスパイウェアだったとは何と革新的な技術なのだろう。

*1:うち二つはマイクロソフト製だった・・・