勉強会

 カール・ポパーの文章を読む。中身があっさりまとまっている文章なので、レジュメの意味があまりない気がした。科学と疑似科学を分かつ方法をについて簡潔にまとめられており「演繹的でないものは科学的ではない」という主張の下、マルクス主義フロイト精神分析が科学ではないことを立証していた。そして発表者のT田氏はid:hippocampus氏に対して「経済学って科学なの?」としきりに突っ込んでいた。そんなこと言ったら人文社会科学全般が科学ではなくなるんだよね。特に歴史学なんかはセオリーがないから、自然科学と同列で論じられると非常に困るのである。