奇跡の価値

 昔のアニメで「奇跡は起こしてこそ価値がある」と三石琴乃の声で言っていた記憶があるのだが、不愉快なことに身近なところで起きてしまった。家庭教師をやっている中学生が英検3級の一次試験に四度目の正直で通ってしまったのだ。
 普段から英語を勉強せず、試験の直前になってから慌てふためくという自分の中学時代そのままな教え子を見ていると安心感と不快感が同時に沸き起こってきて微妙なかんじであった。ゆえに今回の英検も絶対落ちると中学生に豪語していたのだが、見事に外してしまった。シッパル!しかも以前に「英検に合格したら何かくれてやる」という約束をしていたらしい。どうせ落ちるからと思って失念していたので思わぬ伏兵にまんまとやられたという感じが許せない。
 そんなわけで今日は英検の二次試験の面接対策を実施した。とりあえず面接官に対しては"Sir"をつけろと教えたので大丈夫であろう。