「死んだ人、生き返る」小中学生の15%…長崎県調査

「死んだ人、生き返る」小中学生の15%…長崎県調査

 長崎県佐世保市の小6女児殺害事件を受け、県教委が県内の小中学生約3600人を対象に「生と死」について尋ねた意識調査で、15・4%が「死んだ人が生き返る」と回答した。
 テレビや映画の影響をうかがわせる答えもあり、県教委は「子供たちは生死に直接、接する機会が減り、様々な情報の影響を受けている」と分析している。
 「生き返る」と思う理由では、「テレビや映画などで見たことがあるから」が29・2%、「ゲームでリセットできるから」が7・2%だった。自由記述では「人は死んでも心の中で生きている」「医学や科学が進歩すれば、生き返ることも可能」の意見もあった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050124it16.htm

 これはドラゴンボールの影響に違いない。ドラゴンボールによる子供への悪影響はさまざまなところで指摘されており、社会的な問題である。例えば下記のような事例も報告されている。

先日、孫がビデオを見ているととんでもない言葉に耳を疑いました
 「オッス オラ 極右」主人公は異星人との紛争を暴力によって解決しようとするものでとても、
子どもには見せられる内容ではありませんまた主人公がピンチになると金髪で青い目に変身します。
(元々の主人公は黒髪で黒い目をしています)時代遅れの脱亜入欧的表現に笑ってしまいましたが、
こういう所から同じアジアの同胞への差別が始まるのかと思うと薄ら寒い気がします。
 そして、最後の必殺技は、全ての人々から元気を少しかけてもらい巨大なエネルギーにするというものなのですが、その表現が更に恐ろしい全ての人々が両手を天に上げる、そう万歳なのです。
 万歳をした人から力を奪い取り、敵を撃つという図式は戦中の構図そのものでその衝撃にへたりこんでしまいました。
 このような番組を見て育つ子どもの将来が非常に心配です。
 この国はいったい何処に進んでいくのでしょうか。
オッスオラ極右のガイドライン

 このようにドラゴンボールという作品は社会の根深い問題に大きく影響しているのである。この国はいったい何処に進んでいくのでしょうか。