関西風すきやきと関東風すきやきの違い

イメージ図(実際はもっといい加減)

 友人宅にて大学の留年仲間達と卒業前のおそらく最後の飲み会をした。十人近くで集まり、肉をつつく。今までこの面子で集まると必ずハナマサで大量に肉を買い込んで焼肉をするしきたりであったが、この日は初めてすきやきに挑戦することになった。飲み会の言いだしっぺである某氏が「すきやきは関西風に限る」とのたもうたので、料理の本を参照しつつ、関西風すきやきをつくる・・・何故千葉県民である自分が焼いているのかは謎であるが。
 マニュアルどおりにてきとーに肉と野菜を焼いていたらそれらしきものができたのでひとまず安心。しかし、深夜にすきやきを三回も作るのは結構大変であった。一つの鍋で三回分の分量の肉と野菜を消費するのはなんとも奇怪な光景であった。肉の消費量が焼肉の時と変わらないのも・・・。十人で合計牛肉3㎏+大量の野菜+うどん三玉を消費。いい年してみんな食欲だけは旺盛である。
 四月になればこの面子はみな卒業し、別々の進路に進む。もう二度とこの面子で集まって飲むことは恐らくないだろう。そうおもうと感慨深い飲み会であった、と家に帰ってから思った。飲んでいるときは普段同様ダメ人間大集合な感じだったのに。