月刊アームズマガジンが大変なことに・・・

ujencooha2005-01-13

http://www.hobbyjapan.co.jp/maritan/
 ホビージャパンは編集路線を変えたのだろうか?確かに消費者層は被っているが、求めているものが明らかに違う気が・・・。
 ホビージャパンが雑誌の路線変更で既存の購読者を失うのは以前にもあったことなのである。かつてホビージャパンは発行していたテーブルトークRPG(以下、TRPGと略)の専門誌「RPGマガジン」をTCGを前面に押し出した「月刊ゲームギャザ」へ転換した。これは果たして正しい選択だったのであろうか?確かにその頃は隆盛を迎えつつあったTCGに比べて、TRPGの勢いは衰退傾向にあった。マジック:ザ・ギャザリングは売れに売れる状況で、TCG情報へのそれまで以上の需要があったのも確かであった。しかし、TRPG専門誌の中では老舗であった「RPGマガジン」を切り捨てるという選択は正しかったのであろうか?当時のTRPGをめぐる状況は角川書店TRPGから撤退し、富士見書房の「ドラゴンマガジン」からTRPG関連の記事が駆逐されつつあった。そんな中でのホビージャパンによるTRPGからTCGへのシフトは衰退の一途をたどる日本のTRPGに致命的な一撃となったのではなかろうか?育ての親の一人であるホビージャパンからも見捨てられた日本のTRPGには未来は無い、少なくとも当時の私はそう感じていた。

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http://www.itmedia.co.jp/games/gsnews/0412/27/news15.html